新年初めての作文教室、みなさん元気いっぱいにやってきて、冬休みの報告をしてくれました。
おじいちゃんおばあちゃんの家に行った話、お年玉をもらった話、いとことゲームをした話、スキーに行った話、極寒の中シュノーケリングをした話も……いさましいなぁ!(私はとても寒がりです。)
お正月は楽しいできごとがたくさんあって、作文に書きたいことも盛りだくさんですよね。
書きたいできごとがたくさんある時は、事実だけを順番に書いていきがちです。
もちろん、事実を正確に伝えることはとても大事です。
でも、作文は、「できごと(事実)」と「思ったこと(感想)」の両方を書くのでしたね。思ったことを工夫して書いていくと、自分らしい作文になります。
そこで、今週は「思ったことをたくさん書く」に挑戦しました。
3年生以上は、できごとと、思ったことを、交互に書いてみました。
「次はお母さんの番です。小さい数字が出るといいなぁと思いました。お母さんがルーレットをまわしたら、8でした。わたしはくそー、と思いました。」
「日が出る前に車に乗って、出発しました。まだ眠いなぁと思いました。でもついたら、わたしたちの番号は134番でした。いったいみんな何時から並んでるんだろうと思いました。」
「説明を読んだけれど、理解できない味でした。微妙だなと思いました。わたしが「微味だね。」と声に出したら、母は「美味」とかんちがいして、上機嫌でした。まぁいいかと思いました。」
みなさん、思ったことを上手に入れて書くことができていました。(ふだんは、これほど頻繁に思ったことは書かずに、ところどころに書きます。)
低学年さんは、思ったことを3つ以上書きます。
「えぇ、そんなに書けるかな」と不安そうに書き始めましたが、みなさん立派に、3つ以上、クリアしました、がんばりましたね!
思ったことをどんどん書けるようになったら、次は、感想の表現の仕方を広げていきます。