「うちの子、ぜんぜん本を読まなくて……」ときどき、このようなご相談を受けます。
ことのは塾では、月に1度「読書紹介」をおこない、その月に読んだ本をお互いに紹介しています。
その本を読んだ理由を聞くと、一番多い答えが「家にあったから」というものです。そうなんです、まずは、気軽に本を手に取れる環境が大事ですよね。
いつでも本が当たり前のようにある環境、が理想です。そのために図書館の活用をおすすめしています。
~本好きになるための図書館の活用方法~
①定期的に通う
貸し出し期限にあわせ、2週間に1度通うのがおすすめです。図書館に行くこと自体を習慣にしましょう。当教室がある建物内にも図書館があります。毎週、教室の前後に通っている生徒さんもいます。
②たくさん借りる(全部読めなくてもいい)
借りる本は貸し出し限度まで借ります。西宮市立図書館の場合、15冊まで借りることができます。借りた本は全部読まなくてもいいのです。まず、お子さんが興味を持った本から、どんどん借りてみましょう。ぶらぶら眺めて選ぶのもよし、図書館のおすすめ本(「読んでごらんおもしろいよ」や「新しい本のコーナー」等)も要チェックです♪
③インターネット予約を利用
いちばんのおすすめは、インターネット予約の利用です。友だちが読んでいて気になった本、テレビや新聞で見て気になった本、人気のシリーズ本や同じ作者の本、など、気になる本をネットで予約します。おうちの人も一緒に調べて、読んでほしい本を予約してみるといいですね。
いつもそばに本がある環境を作ることで、自然と本を手に取る回数が増えます。
読みたい本を見つけて、本の世界に浸り、読書の楽しさを体感できますように。
このほかにも、読書習慣をつける方法はいろいろあります。また紹介していきたいと思います。